20080830

壁写真集。



 まで撮り貯めた壁写真を、40ほど集めた写真集をつくりました。

実はこれ、ずいぶん前からありました。
なぜかここにアップしていませんでした。
この度これを販売してみようかなと思いましたので、
改めてアップしているのです。
このブログを見ている方は数人かと思いますが、一応形だけでも。
そして言い出したらやるしかなくなるので自分のためにも。




■■東京藝術大学 藝祭2008
■■総合工房棟 3階研究室にて。

■■2008 09 05(金)・06(土)・07(日)
■■09:00 / 20:00 

■■展示は10:00〜18:00らしいです。




正直、原価が高いのが難点。紙代印刷代がすげえかかる。
お値段設定どうしよう。

いったりきたり。



 戸市役所裏、廃神社参道横。

これだけだと廃神社のほうが絵になるのかと思うかもしれませんが、そうでもありませんでした。どっちが行きで来たりでかわかりませんがパイプがいったりきたりしていて、突然青い囲いがあるのとかがよくわからなくて良い。黒い口も開いているしこの壁は機能がよくわからない。だから、良い。「裏」なんだなということが見て取れるから。こういう、表との結界としての壁ではなくて、中の空間の終わりである裏の壁っていうのも良いものです。

斜め煙突。



 戸の聖徳大学近くのお家です。

褪せに褪せてこんなクリーミーな色になったトタン壁。トタン壁ってのは褪せやすいし錆びやすいから良い。しかもつぎはぎがすごく目立つところとかも良い。このお壁は前に生えた雑草との色合いとか、お風呂かなにかの小窓の青との対比とかも良い。家のスケール感もとても良い。
屋根の上端を入れるか入れまいか。そこが撮影時の悩みでした。きっと入れなくて正解。

悪ダクト。



 戸駅から市役所へ抜ける道沿い駐車場。その裏手の私有と思われる駐車場壁。

飲食店の裏なのだろうが、あまり見かけない感じのダクトだったので、つい撮影。手前の塀とダクト奥の壁は色味の無いグレーで、ダクトはシアンがかっている。寒色の具合と無機質な質感やレイアウトがここの味だと思う。これで、塀下の3つの穴がダクトと対照的に列んでいればかなり高得点。ほんの少しずれているのが残念なところ。