20071028

さらに少しだけ散歩。

もう少し掲載。

一度カメラを持ってでかけると、
楽しいのでそこそこの枚数を撮影してくる。
ぽこぽこ撮れることがデジタル一眼の最大の強みであり弱みだろう。
でもそれが自分には合ってると思う。


裂け目から生える草。
この壁の上は国道6号と同じ高さになっている。
上の空間にはたくさん草が生えているので、
裂けたコンクリートを見つけるとどんどんと領地拡大をしているのでしょう。
見渡すと、同じように降りてきた草たちがいました。


六角形に穴が配置され、表面にはボールの跡と標的としての四角のようなものが刻まれています。壁打ちか壁キャッチボールをしたのでしょう。
そしてなにより、この壁は奥に向かって傾斜がついていました。
それは定義として壁なのかどうなのか。

一番気になるのは、的の中にボールが全く集中していないことです。


最後はとても邪悪に見えます。
周りは暗いし蔦がまとわりついている上に枯れてる。

これだけ中心が明るいと、まるで写真が歪んでいるようです。
でも、全部ボール跡です。
近付いてみると、野球の軟球のようでした。
近隣の学校ではさぞ名の知れた野球少年が住んでいるのでしょう。

近くを散歩。


最近写真熱は下火になり、デザイン熱が高い。

まあそれも今やってる課題やらコンペに出したりとかに起因しているので、全くもって悲しいことではないです。たまに、撮りたいなと思っても行動には移ってなかった。

そこで、先日奮起して散歩してきました。
自宅からおよそ500m圏内ですが。


国道6号に沿う自宅マンションから、松戸拘置所の近辺を探索。
松戸に住むようになってから初めて歩く土地でした。

一帯が急激な窪地になっているので、坂が多い。
坂が多ければ、壁が増える。
つまり、急激な窪地は壁が多い。
三段論法と窪地万歳。


そんな坂の横の壁です。

塗装を塗り直した部分の入り方がとても良いです。
オレンジのポールとブルーの壁、及びグリーンの草が対比を効かせていてまた良い。
さらに、壁にぽこぽこと整った感覚で開いた穴が適度に黒を持ってきていて、絵を締めている。

贅沢を言うならば、草の動きやボリュームが良くなかったかな。